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玄関にて
浩二：まったく、このホテルは懸賞であたった人を殺す気か？
従業員：違います。つい２ヶ月前にいきなり幽霊が現れたのです。
浩二：いったいなんで現れたんだ？
？？？：それはこのホテルに特別な力を持っているからじゃ。
浩二：・・・・・・・・・・・あんた誰？
従業員：この人は元ゴーストバスターのアリャマー博士です。
浩二：ふ〜ん。俺は浩二だ。で、特別な力って・・・・・？
博士：話せば長くなるが、簡単に言うとさまよえる霊を呼ぶ能力がある。
すべての霊を早く成仏しなければいけないのじゃが、方法がわからんのじゃ。
浩二：だったら、このホテルを壊したり廃棄すればいいんじゃないのか？
博士：駄目じゃ。いずれこのホテルに納まりきれず町に出て行けば・・・・・・・・終わりじゃ。
浩二：それじゃあ、何で客なんか呼ぶんだよ。自衛隊にまかせろよ。
従業員：何度も頼みましたがすべてを成仏する前に全滅しました。
だから懸賞で、強そうな人々を集めるという考えに出たのです。
浩二：自衛隊が出来ないのに民間人ができるわけね〜だろ!!!!!
従業員：う、それは・・・・・・
？？？：うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! 助けてくれ〜〜〜〜!!!!!
浩二：な、民間人を中に入れといてどうすんだよ!!!!!
従業員：先に戦わせているのです。賞金１０００万がかかっていますから。
浩二：高っ!!!!! くそ、早く助けに行かないと!!!!!
博士：まつんじゃ浩二君!!!!! いくら金がほしいとはいえ、無茶じゃ!!!!!
浩二：なに言ってんだよ!!!!! 貴様らは一人も助けられなくて、何が戦えだ!!!!! 俺は行く!!!!!
博士：く、もう少し若ければ戦えるはずじゃ・・・・・・・・。
浩二は人助けに向かうために、２０１号室に入る。
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